月と星とカピバラとー宵の乙女的日常ー

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終遠のヴィルシュ(終ヴィル)リュカ√中途・絶望エンド感想※ネタバレ有


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  リュカ√クリアしたので感想を。例の如く中途・絶望エンドのみ。ネタバレが含まれるため、未プレイの方はブラウザバック推奨。

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ストーリー

  リュカの仕事を手伝うことになった主人公。寿命が迫り、体調が悪化していくリュカを心配しつつも、彼の教師としての生徒との向き合い方に惹かれていく。病弱なリュカの妹・ナディアとも仲良くなり、いい感じの雰囲気に。

  だが、彼のある秘密を知ってしまったことで事態は急展開を迎え……。

感想(辛辣です)※ネタバレ有

  攻略対象のはずのリュカ先生より、アンクゥさんに時めいてしまった……。同胞への愛が深いのよ。

  あ、でもベッドに押し倒しからのキスは色っぽくて良かったです。スチルがやばい。まあリュカ先生の正体が明かされたあとだったので、「怖い怖い怖い怖い。良くも今の状況でそんな発言ができるな?!」って感じだったけど。まだ洗脳云々までは分かっていなかったので余計。あと、乙女ゲーにおけるヤベー奴の定番・鳥かごに爆笑。

  平川さんのねっとりした演技やっぱすごい。この√はほんと平川さんの演じるヤベー奴を堪能する楽しみしかなかった。

  全体的に感情移入があまり出来なかったというのが正直なところ。洗脳されていたとは言え、リュカ先生の行いは擁護の仕様がないし、被害が甚大すぎて笑えない。ナディアちゃん……。元凶のカプシーヌもといオーティーは100回○ね。あの手の芸術家気取りのサイコパス殺人鬼って一番手に負えないよねえ。

  ストーリーそのものについてもマティス君√のような衝撃展開や綺麗な伏線回収はあまりなく、ゴリ押し感が拭えないなあと思ったり。ただ絶望度は3人のなかで群を抜いていた印象。というより、ほか2人と比べて絶望のスケールが大きい。

エンディング各種

中途エンド

全部で3つ。全部リュカ先生に殺されるエンディング。

1、アンクゥを助けたために殺害される

2、マムに助けを求め、マム共々殺害される。そして教団のための実験台に

3、アドルフに助けを求め、殺害される

絶望エンド1

  カプシーヌの差し金で暴走し、殺戮兵器と化したリュカ先生。彼を助けるために、主人公はアンクゥと協力し、研究所でリュカ先生を刺し殺す。

  数日後、罪人、リュカ・プルーストの協力者として、主人公は絞首刑に。どうやら研究所に駆けつけた兵士達に、「リュカの妻です」と名乗った模様。

  主人公は自ら縄を首にかけ、勢いよく踏み台を蹴って死のうとする。首が締まり徐々に苦しくなってくる主人公。これてやっとリュカ先生に会えると心は希望に満ちている。が、そこでリュカの声(幻聴?)が。「自分のいる冥界は罪人の来るところ。あなたはここに来てはいけない。天国にいるナディアを頼みます」とのこと。希望は一転して、絶望へと変わり、主人公は発狂して最期を迎えるのでした。

  読んだ時は、…………え?しか出てこなかった。なるほどメリバですか!と思った瞬間にこの仕打ち。これまでのバッドエンドのなかで一番えぐいのでは?!

絶望エンド2

  1と同じ流れで、殺戮兵器と化すリュカ先生。こちらのエンドでは、リュカを殺すのではなく、彼を正気に戻すため、主人公が自らを犠牲にする展開。

  自分が殺した主人公の亡骸を前に呆然と「セレスくん。セレスくん。セレスくん。セレスくん。セレスくん。セレスくん。セレスくん―」と呼びかけるリュカ先生が痛々しい。そして、リュカは死んだ主人公を抱きかかえ逃亡。

  時が流れ、洞窟のなか。リュカ先生は主人公(の遺体)を連れ、未だ逃亡中。気が狂ってしまったリュカは主人公が生きていると思い込んでいる様子。彼女の指に指輪を通し、とても嬉しそう。ここのスチル、リュカの目がイッちゃってて面白い。「なれない生活で痩せてしまった彼女の指は、想像していたより細くなっていた」と言ってますがその指、骨だけになってますが?!

  呪いが進行し、命を落とす一歩手前の状態のリュカ。「君を残して逝くことが気がかりだ」と語って、このエンディングは終了。主人公はとうになくなっているので、杞憂です。

  乙女ゲームのスチルで、白骨化した主人公を見る日がくるとは思っていなかった……。腐敗していく過程とか考えたくな……。地獄絵図じゃん。

判明したこと

・死刑執行人の正体と目的

・カプシーヌの正体および教団の目的

・アドルフ、イブの師匠について

・死刑執行人の標的(共通√にてヒューゴが狙われた理由が確定)

追加の疑問

・硫酸の犯人まさかの判明せず。教団メンバーのモブで片付けていいのか?

・カプシーヌの支援者is誰?

・教団の初代について

・アンクゥが死刑執行人の正体と勘違いしていた人物は?→イヴorアドルフ?

・自警団の初代(リュカの父)がクーネの治安維持に執着していた理由。アドルフが勘づいているということは、セレスちゃん絡み?

・火事のときの話。セレスちゃんが生還したことについての言及はあったが、イヴについては何も言わなかったのは?→単にリュカの眼中になかっただけか或いは…

  イヴ君ルートが解放されいよいよ全体の真実に近付けそうな予感。またえげつないバッドエンドが有りそうで震えるが、楽しみ