月と星とカピバラとー宵の乙女的日常ー

お洒落もオタ活も頑張りたいオタク。

ARGONAVIS LIVE2022 2nd SHOW 始動ライブレポ

 あけましておめでとうございます。皆さま年末年始は如何お過ごしでしたでしょうか。私はテレビ観て、ゲームして、半日くらい寝てを繰り返していました。そんな自堕落極まりない日々を送っていた私でしたが、たった一日だけ外出した日が。1月2日パシフィコ横浜にて開催されたアルゴナビスプロジェクトのライブに参戦したのです!!ということで今回はそのレポ?感想?を綴っていきたいと思います。

※Attention※

・ゲームから入った新規ナビゲーターです。アニメ、ゲームストーリー全履修済みですが知識が足りていない部分もあると思います

・現地初参戦

・音響や楽器、舞台に関しての諸々の知識はほぼ皆無

・諸事情により昼公演のカバーライブは参戦してません。夜公演のみのレポです。

 

今回のライブの概要

 今回はアルゴナビスプロジェクトでは二回目の全5バンドが集結したライブでした。なんとフウライ、イプシにもバックバンドが付いてました。これは単独公演のフラグたったか??そして今回重要だったのはfrom ARGONAVISとして初めてのライブだということ。ゲームAAsideのサ終が決まったことで、バンドリから独立し、from ARGONAVISと名称を変え、新たに会社を設立してやっていくことになったアルゴナビスプロジェクト。新生アルゴナビスに対する心意気が伝わってきたライブでした。

セトリ

1、フウライ出陣歌!(風神RIZING!)(新)

2、NO RICE NO LIFE(風神RIZING!)

3、フウライ全力ジャンプ(風神RIZING!)(新)

4、バンザイRIZING!!!(風神RIZING!)

5、Cynicaltic Fakestar(εpsilonΦ)

6、ユメノアト(εpsilonΦ)

7、オルトロス(εpsilonΦ)(新)

8、光の悪魔(εpsilonΦ)

9、棺の中のセラヴィ(Fantôme Iris)

10、銀の百合(Fantôme Iris)

11、Janus(Fantôme Iris)

12、ピエロ(Fantôme Iris)

13、火花散ル(GYROAXIA)

14、GETTING HIGH(GYROAXIA)

15、DANCING PARANOIA(GYROAXIA)

16、WORLD IS MINE(GYROAXIA)

17、星がはじまる(Argonavis)

18、What-if Wonderland!!(Argonavis)

19、Starry Line(Argonavis)

20、きっと僕らは(Argonavis)

21、ゴールライン(オールキャスト、アンコール)

各バンド感想及びMCについて

フウライ

 初手フウライとか100%こっちのテンション上げにきてるじゃん!!ていうか一曲目から新曲ぶち込むか??強気ですごい。かっこいい感じの曲調でしたね。相変わらずのヨシキさんの生歌の安定感。まずは新曲で盛り上げてから風太(ヨシキさん)のMCで「お正月はお雑煮!!お雑煮と言えばお米!みんなお米好きか~~?(ちょっと違うかも)」→2曲目NO RICE NO LIFEの流れがスムーズで笑ってしまった。この曲、今回のライブでやるとは思ってなかった。一生じゃなくて一升なんですね。さすがコメ曲。モニターの気合の入り方草。ニコ生かな?

 3曲目のこれまた新曲、フウライ全力ジャンプは会場のみんなでジャンプして盛り上がれる曲。風太君にめっちゃ「ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!」って言われて曲の八割方跳ばされます。楽し~~!!!開幕前にジャンプがどうこうってアナウンスがあって、会場がざわついたんですけど、このためか!!今のご時世にぴったりの曲でした。フウライは「現地」の良さを体感できるバンドだなあとつくづく感じました。コーレスしたい!!コロナさんはそろそろ空気を読んで退散して下さい。なお、デスクワーク兼休日ヒキニートの私は曲が終わった時点で腰がバッキバキでした。ヤバい。まだ20代ぞ??反面、あれだけ歌って動いてってしてるヨシキさんがそんな息切れてないの流石だわ。ラストはバンザイRIZINGで〆。構成最高か。この曲サビが本当にいいのよね。歌う前に風太君が「またみんなで叫んで騒いで笑って飛べる日がくるけん!!」って言ってくれてうるっときてしまった。キャスト同士の掛け合いが一部あるのですが、アテレコなのかな?声優さんの声が。サポートメンバーの方々も合わせて口パクしてくれて、また感動。ファントムで知ってはいましたが、フウライもバックバンドの方々がキャラに憑依していてすごかったです。とくに終始ぴょんぴょん跳ねてて可愛いあおい君、NO LICE NO LIFEの時にキラキラしてて楽しそうな大和くん(なおプロなので楽器は上手い)がまじで良かった。

イプシ

 一曲目はCynicaltic Fakestar。榊原さんの高音まじ意味わからん。梶原さん歌上手い。ボーカル2人が揃うの初めてなのに、息が合ってる。フウライで盛り上がった会場の空気をかき乱しにきた感じが最高でした。紫夕君がよく言う「イプシは不協和音」って本当にドの通りで、ともすれば不快感に繋がりそうな絶妙な電子音とか、聴いてる側が闇落ちしそうな歌詞とか、紫夕くんの狂ったような歌声とかの破壊力がヤバい。「太宰治を暗い気持ちの時に読むと死んじゃいたくなる」って何かで読んだことありますが、イプシも鬱ってるときに生で聴いちゃうと悪い意味でどうにかなりそう。「負」のエネルギーが半端ないんですよね。紫夕くんがMC(四曲目の前かな?)で「心のなかの負の一面を我慢することはない」みたいに言ってたけど、効きすぎるので誘惑るのはやめろ下さい。

 二曲目はユメノアト。この曲は歌詞がめっちゃ好き。兵どもが夢の跡って中学生が作る歌詞じゃないんよ。あと紫夕くんの歌い方がなんか彼の心の不安定さを表している感じでいいなあと。イベスト的には唯臣くん曲だと思うけど。あれはとんだホラーイベント。遥君のラップっぽい歌い方もかっこいいよね。

 三つ目のオルトロスは新曲でした。これがもうこっちのSAN値をごりっごりに削ってくる楽曲でヤバい。オルトロスってギリシャ神話に出てくる双頭の犬だそうです。ケルベロスの兄弟かなにかでいらっしゃる??もうまごうことなき双子曲。というか遥曲。最初の「あいつは全てを奪っていく」って独白から既にきつい。「来るな来るな来るな」って鬼気迫った表情で苦し気に歌う遥君がしんどかったです。双子の愛憎劇美味しいって思ってしまう自分に罪悪感を感じるレベル。ていうか片割れもベースで参加してるっているのに、この曲を作ってしまう紫夕くんよく考えるとめっちゃ怖くないか。

 最後はやっぱり光の悪魔。紫夕くんの高笑い怖いんよ!!ボーカル揃うとサビの部分が一気に凶悪になる。これからイプシ単独ライブきたら、その日の会場でる時には闇落ちしてそう。このバンド、刺激が強すぎる。

ファントム

 真ん前のお姉様のヘドバンが記憶に残りすぎてて感想薄めかもです。多分あれは歴戦のバンギャ。ファントムはバックバンドのある3つのなかでもっとも一体感があった感じがします。場数を重ねているだけあってバックバンドの皆様の憑依してる感がダンチ。ここぞというところでくるくるターンして観客を魅せるHARU様、息ぴったりのZACKとLIGHT、寡黙なD。もはや本人たちでは??フェリ様の歌声は相変わらず甘やかで素敵。そしてランズベリーさんの顔面つよつよも変わらず。カメラめっちゃアップで抜くじゃん。イプシでぐちゃぐちゃにされた情緒が一曲目のセラヴィで回復しました。初手セラヴィは今から「ファントムの世界に取り込みます!」って宣言してる感じでいいですね。得体のしれない美形のお兄様とのお茶会の会場はここですか??2曲目は銀の百合で安定。初期の曲が2つ目というのには驚いたけれど。3曲目はJanus。またしても世界観ごりごりの曲が。ラストはピエロ!!かっこいい!!モニターがまたしても凝っていた。この曲、LIGHTとZACKが中心で演奏しててエモかったです。なるほど、確かに双璧のマリアージュ。歌詞にメンバーの名前を潜ませるのオタクが尊さで死んでしまうので禁止すべき。

ジャイロ

 登場した瞬間の会場の湧きあがり方が尋常じゃなかったんですが。人気すごいな。小笠原さんご本人が仰られてましたが、構成が高カロリー!!えげつない。最初は火花散ル。いきなり火力高すぎないか。この曲リズム隊もボーカルも大変そうよね。小笠原さんの生歌えっっっぐ。なんだこの音の暴力。これはKing of the world。過去のライブ映像から音源忠実な歌い方をする方なのかなと思っていたのすが、結構アレンジ効いてた。攻めるじゃん。煽り散らす感じの仕草めっちゃ好き。演出でガチで火花散っておおっ!?ってなりました。熱くないのかなあれ。ところでバナチって略称、某お高め子供服ブランドを思い浮かべてしまうんですが私だけでしょうか。あのブランドまだあるのかな。

 ハイスピードな一曲目で会場をぶち上げたところで、次は若干テンポ落とした楽曲がくるかと思いきや、まさかのGetting High。那由多くんは自分の身体を労わってくれ。ゲッハイ、一番好きな曲なので大歓喜。生で浴びるラップパート気持ち良すぎる。まさかの間奏でメンバー紹介してきて笑った。那由多くんらしいというか何というか。さては休む気ないな。そして次に流れたのは独特なイントロ。Dancing Paranoiaです。構成に狂気を感じる。バナチからのゲッハイで割とお腹いっぱい&またしても攻め攻め楽曲に放心してしまい正直あまり記憶に残っていない。ラストはWORLD IS MINE。てっきりMANIFESTOが来ると思っていたので驚く。かっこいい。「俺の辞書に降参などない」って歌詞すごいな。そのくらい自信過剰でありたいものです。終わってはける時の涼くんと深幸くんが可愛くて好き。斜め前のお兄様、ジャイロのファンなのかぶんぶん手を振り返していてニコニコしてしまった。男女の別なく楽しめるのはいいコンテンツ。

アルゴナ

 いとまささんすげえ。声めっちゃ伸びるじゃんというのが現地初参戦のオタクの感想である。そしてめっちゃ主人公の声してるわこの方。アルゴナビスのボーカル陣、みんな歌声が唯一無二でいいですね。一曲目は星がはじまる。あーー好き!!すごい好き!!この田淵節全開って感じ堪らない。そして爽やかな楽曲にもかかわらず、いとまささんの歌唱力に感極まって泣きそうになる。アニメを思い出す。アルゴナの主役感トリを飾るバンドにふさわしすぎる。そういえば途中でギターに何か問題が起こったのか、スタッフさんとひゅーすけさんがやり取りしてましたね。すぐ解決したっぽいけど。その間も他のバンドメンバーは安定して演奏を続けていて流石だなと。

 次はWhat-if Wonderland!!アルゴナの曲の中で一番好きなので聴けて本当に良かった。元気をもらえる楽曲。「宇宙と比べたら僕らまだまだ小さいけど~」のくだりが大好きです。ギター、ベースがえぐいらしいですがこちらも安定の演奏。まあ楽器ピアノ以外分からないのであれなんですが。リズムに乗ってるキャスト可愛すぎる問題。そしてこの曲ペンラすごい振りやすかった。私的に一番むずかったのはイプシです。そして三曲目はStarry Line。なんだろうこの泣かせにかかってきてる曲構成は。そしてモニター!!ノートに書かれた歌詞!ところどころ書き直したあとがあったり、手書きなのがもうこちらの涙腺を持っていく気満々で……。〆はきっと僕らは。だから選曲よ。新アルゴナビスプロジェクトの再始動のラストに“未来”を感じさせるこの曲のチョイス最高か。やはり主役。

MC

以下記憶に残っている場面。

・スムーズに挨拶を回すアルゴナメンバー

・カメラの場所が分からず、ヨシキさんに教えて貰う小笠原さん

・自分の挨拶の番が回ってきたのに気づかなかった橋本(真)さん

・挨拶のタイミングがずれて会場に謎の笑いを起こす宮内さん(もしかしてジャイロキャストってポン多め?)

・ヨシキさんの挨拶中にコントを先のカメラネタをふる小笠原さん

 ヨシキさん「照明じゃねーか!しょうもないコントやらせるんじゃないよ!」

・二条兄弟のエモさを力説する榊原さん

・ひゅーすけさんの振りに対し「これが株式会社アルゴナビスのやり方か!!」と返す小笠原さん

・新情報振り返りの時に動きが可愛いランズさん

・JUNCTIONの時の思い出を語る小笠原さん、いとまささん(恋人繋ぎ、ハグ、行きの  バス)

・榊原さんと梶原さんがなかなか揃わず共演NG疑惑が出た話

・ちゃっかり自分のアパレルブランドの宣伝をするヨシキさん(アルゴナとコラボ)

・髪色派手なの多すぎない?という流れで黒髪をいじられる前田さん

ライブパートでは皆様、終始キャラになりきっていらっしゃったので、MCで素のキャストさんが見られてよかったです。特にオルトロスですごい辛そうに歌ってた梶原さんとか、光の悪魔で狂気的に笑ってた榊原さんとか(両方イプシじゃんか)、MCパートでほっとした。新情報もいろいろ解禁されまして、これからのアルゴナビスの展開が楽しみになりました。

にしても「目の前の君とペンライト ココロとココロが重なり合ってアンコールの星になる」ってキャッチコピー、プリキュアオールスターズみありません??

アンコール

 やっぱ5バンド揃ってのアンコールはAAsideでしょ!って思うじゃないですか。でも違った。ゴールラインでした。キャストさんを追う目が足りない。「ダブエスは封印したわけじゃない。また歌える日がくる」っていとまささんが言ってくれて会場のオタクたちは感極まったと思う。キャストさんにとってアプリゲームのサ終は間違いなく悪いニュースのはずなのに、それでもあんな風にこれからの未来を見据えてやっていくという意気込みが本当に有難いなと思います。その上で「ゴールライン」というアンコールの選曲。そうですよ。ゴールは今じゃないんですよ。先のアルゴナのラストの曲もそうでしたが、コンテンツのこれからを想起させる楽曲を〆に持ってくるの本当に狡いと思います。

おわりに

 ダブエスのサ終が決まってから初めてのライブ。正直初参戦に対する期待以上に、キャストさんたちは新生アルゴナビスプロジェクトをどう考えているのだろうという不安の方が大きかったのですが、その不安を消し去ってくれた圧倒のライブでした。あんなにもキャストさんがコンテンツを大事にして下さって、感謝の気持ちしかありません。ダブエスはあと少しで終わってしまうけれども、ナビゲーターの1人としてこれからもアルゴナビスプロジェクトを応援していきたいです。